第６６回中国・四国地区高等学校ＰＴＡ連合会大会高知大会開催

第６６回中国・四国地区高Ｐ連高知大会が、７月１２日（金）高知県立県民文化ホールにおいて、大会テーマ「はばたけ若人よ郷土の大空へ」～みんなぁ～が願いゆうぜよ！～のもと開催され、中国・四国地区の高校から１，０００名を越える保護者・教職員が集いました。
（本県から１２８名参加）

開会式では、高知県立高知丸の内高等学校音楽科２年山中娃俐さんによる国歌独唱に続き、主催者である高知県高Ｐ連の佐竹会長及び全国高Ｐ連の伊福副会長から開会挨拶があり、続いて来賓の濱田高知県知事及び桑名高知市長から祝辞がありました。

続いて、ジョンマン語り部　垣内守男氏から「夢を叶えるジョンマン・スピリット」～はじめて世界を見た日本人ジョン万次郎～と題して講演がありました。
江戸時代末期から明治にかけての旗本・翻訳家・教育家であるジョン万次郎（本名：中浜万次郎）の生涯や時代背景などをクイズを交えながら興味深くお話しをしていただきました。「あきらめない」「投げ出さない」「人の役に立つ」のジョンマンスピリット、「とにかく一歩を踏み出すことが必要」と熱く語られました。

続いて、高知県内の４つの高校の高校生による発表がありました。
○高知県立高知丸の内高等学校
　　県内唯一の音楽科生徒による、定期演奏会オープニング曲等の合唱
○高知県立高知農業高等学校
　　民間農園と共同研究したことの発表（有機ＪＡＳ農法の実態の理解及び農福連携を通して社会貢献型農業やＳＤＧｓの新たな視点の学び）
○高知県立大方高等学校
　　南海トラフ地震発生時３４．４ｍの津波が想定されている黒潮町に学校があり、地域住民とともに避難路検証を度々行うなど
　　「犠牲者ゼロ」に貢献する活動の発表
○高知県立高知商業高等学校
　　「国際協力」「地域貢献」を活動目的に、校内に模擬会社を設立し継続的にラオスに学校建設を行う活動の発表

続いて、山口・鳥取・高知県３校のＰＴＡが取り組む活動発表がありました。
山口県
　「多部制定時制高校のＰＴＡ活動」～０から始めた５年間～
　　 山口県立下関双葉高等学校　令和４・５・６年度ＰＴＡ会長　山﨑 利幸 氏
鳥取県
　「ＰＴＡ活動と地域に根差した魅力ある学校づくり推進活動の取組について」
　　 鳥取県立米子東高等学校　ＰＴＡ会長　濱田 伸 氏
高知県
　「高知国際中学校・高等学校のＰＴＡ活動」～はじめの一歩～
　　 高知県立高知国際中学校・高等学校ＰＴＡ会長　曽根 美和 氏
その後の質疑応答も活発に行われ、参加者の熱心さを感じました。

閉会行事では、次期開催県となる島根県の観光ＰＲ動画が映し出され、その後、高知県イメージキャラクターの「くろしおくん」から島根県の「あっぱれくん・しじみ姫」へかつおのバトンが渡され、島根県連の原会長を始め１３名がステージ上で「来年は島根でお待ちしています」の歓迎の言葉で大会の幕を閉じました。