令和5年11月24日(金)ピュアリティまきびにおいて、各高校から125名のPTA役員・教職員が参加し、県教育委員会と共同で研修会を開催いたしました。県教育庁人権教育・生徒指導課の横山智康課長、県高P連の菊地潤会長の開会挨拶に引き続き県教育庁人権教育・生徒指導課及び生涯学習課から行政説明があり、続いて少人数グループに分かれてのワークショップを行いました。
引き続き、宝塚大学看護学部教授 日高庸晴氏から「LGBTQ+の児童生徒の存在を認識した学校での取組み」と題して講演がありました。 講演では性的マイノリティの方々を取り巻く国内外の状況や今後の課題、教育現場で行うことのできる支援等についてアンケート結果等、具体的なデータをもとにお話しいただきました。
ワークショップでの情報交換では活発な意見交換が行われるとともに、他校のPTA活動を熱心に聞き入る参加者の向上心の高さに関心いたしました。また、研修会後のアンケートでは「LGBTQ+について知識を深めることができ新たな課題も考える機会となった」「普段他校の保護者や先生と話す機会はないので大変勉強になった」「今の子どもたちはスマホありきの世代なのでマイナス面ばかり見ず子どもと関わりたいと思った」「悩みは同じ、時代の流れを理解しながら信じていくことの重要性」「他校の役員選出方法など興味深い話が聞けた」「他校のPTA活動や課題など共感でき参考になった。共有した情報は学校で報告し活かしていきたい」などの意見がありました。
今後も参加者が学んだことを会員で共有しPTA活動につなげていくことを意識できるような研修にしていきたいと考えます。
【開会挨拶】
横山県人権教育・生徒指導課長
【開会挨拶】
菊地県高等学校PTA連合会会長
【県教育委員会行政説明】
【ワークショップの様子】
【ワークショップの様子】
【講演 日高庸晴氏】