岡山県高等学校PTA連合会

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お知らせ

2020年01月30日

第38回幼小中高PTA連絡協議会研修大会開催

令和2年1月22日(水)岡山シンフォニーホールにおいて「豊かな心と確かな学びで子どもたちの生きる力を育もう」を大会テーマに、県内の各学校から約1800名の保護者・教職員など教育関係者が集まり開催され、高P連からは636名が参加しました。

まず県P連の神田会長が「少子化や核家族化、地域社会との繋がりの希薄化など近年PTAを取り巻く環境は大きく変化しているが、学校・PTA・地域が協力して子どもたちの成長を応援していく姿はどんな時代になっても変わってはならない」との開会挨拶に始まり、来賓祝辞で菊池副知事からは「全英女子ゴルフで優勝した渋野選手を育てたのは岡山の家庭・学校・地域の教育力の賜である」と紹介され、また蓮岡県議会議長からは「地域コミュニティが希薄化しておりPTAは学校と家庭の架け橋として期待が大きい」と、鍵本芳明県教育長からは「家庭・学校・地域が協力して子どもたちの自主性・主体性を伸ばすことが強く求められており、PTAには架け橋となって欲しい」などの要望がありました。

続いて中学生・高校生の活動発表があり、まず総社南高校の生徒が平成30年7月に起こった西日本豪雨災害でのボランティア活動について、災害当日に生徒から総社市長へ「私たち高校生に何か出来ることはありませんか?自宅で待機しているのは辛いです」とメールが入り、市長から「市役所へ手伝いに来てください」との返信がありました。それがきっかけとなり高校生同士のSNSから多くの高校生が立ち上がり、学校の休校期間を利用して、全校生徒の73%がボランティア活動に参加し、被災した家の泥出しや支援物資の分別作業など、生徒が主体的に行った活動が紹介されました。続いて勝央中学校の生徒が「町の公民館を中高生に利用してもらい若者が思いを語れる場に」との思いから誕生した「勝央町公民館カタルバ講座」について、地元企業の協力のもと学習机の製作や、子どもたちの苦手食材の克服や食事マナーを伝える取組等の活動発表がありました。

講演では、箱根駅伝で2年ぶり5度目の総合優勝を果たした青山学院大学教授で陸上競技部長距離ブロック監督の原晋さんをお迎えし「逆転のメソッド~教師として親としてできること~」と題して、電力会社の営業マンから弱小大学陸上部の監督に就任され箱根駅伝で優勝するまでのエピソードを紹介していただきました。ごく当たり前だが「規則正しい生活」が大事、また、ぼぉ~としていては事は前へ進まない。「まず思うこと・想像すること」「念ずれば叶う」「確固たる理念とビジョンが有り覚悟が備わっていれば成果はついてくる」などたくさんのメッセージをいただきました。会場からの質問にも丁寧に答えていただき大いに盛り上がりました。

最後に、県高P連の福岡会長の閉会挨拶で大会の幕を閉じました。

【開会式】
【開会式】

【来賓祝辞 菊池副知事】
【来賓祝辞 菊池副知事】

【蓮岡県議会議長】
【蓮岡県議会議長】

【鍵本教育長】
【鍵本教育長】

【活動発表 総社南高校】
【活動発表 総社南高校】

【勝央中学校】
【勝央中学校】

【講演 原 晋氏】
【講演 原 晋氏】

【閉会挨拶 福岡高P連会長】
【閉会挨拶 福岡高P連会長】

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